Android技術者認定試験、受験者数4000人を突破
新興国でも受験者数が増加、世界的なAndroid開発スキル指標へ
Androidをはじめとする組み込みソフトウェアの普及を促進する団体である、一般社団法人 Open Embedded Software Foundation (以下、OESF)(所在地:東京都渋谷区 代表理事:三浦雅孝)はこのたび、Android技術者認定試験制度(以下、ACE)の受験者数が2014年4月に4000人を突破したことを発表いたしました。
OESFは優秀なAndroid技術者を育成することを目的として、2010年11月に世界初のAndroid技術者向け認定試験制度を開始しました。現在、『 アプリケーション技術者認定試験 ベーシック』の日本語版、英語版及び中国語繁体字版、及び『 プラットフォーム技術者認定試験 ベーシック』の日本語版を配信しています。2010年のリリース以来、非常に大勢のエンジニアの方々に受験いただき、これらの試験の受験者数は、ACE試験開始からおよそ3年半となる本年4月に、4000人を突破いたしました。
当試験はAndroid技術者必携の資格、また開発スキルを確認する上での信頼できる指標として多くの方々から高い評価を受けており、現在も受験者数は増加を続けております。今年出荷されるAndroidデバイスの台数は10億台以上ともいわれ、依然としてAndroidを開発できる技術者の需要は高い状況にあります。Android開発に関する知識や技術の習得、さらには自己のスキルの確認や向上を目的として、引き続き多くの方が当試験を受験しておられます。
なお、4月末時点で、受験者数は4006人、合格者数は1711人となり、すべての試験の平均合格率は42.7%となっています(すべての試験を合計した数値)。この数年の受験者の合格率の推移を見ると、受験者のAndroidに関連した知識水準が向上していることが伺えます。
世界各国からの受験者数も増加しており、現在、中東・南アジア・東南アジア圏からの受験者が増加しております。新興国におけるAndroid技術者のニーズは大変高まっており、その中でACEの世界的な認知度は高まっております。今後、本年4月に新たに設立されたOESF エデュケーション コンソーシアム(OESF Education Consortium。以下、コンソーシアム)の活動により、当試験の普及をはじめとして、国際的なエンジニア教育の推進にさらに拍車がかかるものと確信しております。
OESFは、今後も Androidに関連した試験制度の整備・普及を積極的に推進するとともに、 コンソーシアムを通じて、世界各地のメンバー・パートナーとの提携関係のもと、教育事業をグローバルに拡大してまいります。
■ OESF Education Consortium 公式ウェブサイト
以下のウェブサイトにて、コンソーシアムの活動内容を紹介しております。
同サイトの英語版はまもなく公開予定です。
http://ace.it-casa.org/
■ 一般社団法人 Open Embedded Software Foundationとは
Open Handset Alliance のオープンソースプロジェクトであるAndroid™をベースとした組込みシステムの開発、構築等の事業に携わる企業により組織され、会員企業間での技術情報の共有、ベースとなるシステムの共同開発、技術者の育成、組込み市場に対する共同マーケティング等を通じて、市場の発展と、各会員の事業の拡大を目指し組織された。詳細情報はホームページhttp://www.oesf.jp/ まで。
■ 本件の連絡先
一般社団法人Open Embedded Software Foundation
〒151-0073 東京都渋谷区笹塚3丁目11番地4 オリーブ笹塚A201
TEL/FAX: 03-6276-0445
E-mail: office@oesf.jp
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